やしまは1985年創業者である中須賀陽三(現会長)が34歳のとき、三原で創業しました。
資本金1000万円、わずかな貯金と退職金と借入で40坪の展示会場兼事務所を構えました。8月にオープンし最初は売れなくて赤字の連続で資金繰りに追われる日々でした。
それでも来てくださったお客様に感謝の手紙を書いたり、「きものの文化」「日本の心」を伝えるのが私たちの使命とコツコツとお客様を育ててきました。
そのうち未熟な私たちを応援してくださるお取引先の方、お客様、そして社員が少しずつ育ってきました。そして創業5年には何のために商売をするのかという社是や経営理念ができました。これがやしまの礎となっています。人生のように会社もいろんな荒波が訪れます。30年の積み重ねの中で、ピンチの時もチャンスの時も忘れてはならないのが創業時の感謝の心です。